妊娠中でも安心して飲めるハーブティーは?

2015年03月19日12時58分
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妊娠中でも安心して飲めるハーブティーは?

ハーブティーなら妊娠中に飲んでもOK?

ハーブティーには、心と体をリラックスさせてくれるタイプのものが多くあります。
ストレスやイライラ、緊張などに穏やかに働きかけて緩和させてくれるため、リラックスしたいけれど薬はなるべく避けたいという時期にはおすすめです。

また、ハーブティーにはカフェインを含んでいないという特徴もあります。
カフェインが苦手な方や、カフェインが気になる方でも飲むことができる飲み物といえます。

ただし、妊娠中の方がハーブティーを飲む場合は、気をつけなければいけない点もあります。

妊娠中には避けたいハーブはこれ!

ハーブティーの効果は薬やサプリメントと比べると穏やかなものが多いのですが、妊娠中のほうが飲む場合には、ハーブティーの種類や飲む時期などに注意が必要です。
お腹をゆるくしたり、子宮収縮を促す作用があると言われているハーブは、妊娠初期には避けた方が無難です。
また、強い香りのするハーブティーは、人によってはつわりで気持ち悪くなってしまう例もあります。

妊娠中に用いる場合、注意が必要なハーブとしては次のようなものが挙げられます。

■妊娠中はNGのハーブ
・アンジェリカ
・イブニングプリムローズ(月見草)
・サフラン
・ジュニパー
・セージ
・タイム
・ローズマリー
・リコリス(甘草)

■妊娠中は飲む時期や摂取量等に注意が必要なハーブ
・アロエ
・カモミール
・クラリセージ
・スイートマジョラム
・セントジョーズワート
・センナ
・チェストツリー
・パッションフラワー
・ラベンダー
・レモングラス


なお、PMS(月経前症候群)や生理痛など、女性の悩みにアプローチするタイプのブレンドハーブティーには、上記のような妊娠中に避けたいハーブが含まれている場合があります。
「女性の悩みに効果的」とされているハーブティーを購入する場合には、妊娠中に飲んでも大丈夫なものかどうかを医師に確認してから飲むようにしましょう。


妊娠中におすすめのハーブティーは?

一方で、妊娠から出産、授乳期をサポートしてくれるハーブもあります。
代表的なものとしては次のようなものがあります。


・レディースマントル
「聖母マリアのマント」が語源と言われている、婦人科系全般の悩みをサポートしてくれるハーブ。
妊娠中期以降に飲むことで、子宮を安定させてくれたり、陣痛の促進、産後の回復を助けてくれます。

・ローズヒップ
ビタミンCを始め、美と健康に必要な成分を多く含んでいます。
疲労回復や妊娠中に不足しがちな栄養素の補給に役立ちます。

・ハイビスカス・
こちらもビタミンCを始め、クエン酸、リンゴ酸などを多く含むハーブです。
美容や疲労回復に役立ちます。また、便秘に穏やかに作用します。

また、つわりがつらいという方には、こんなハーブティーもあります。

つわりの解消にはハーブティーが効果的だった。

つわりの解消にはハーブティーが効果的だった。


中でも、「ラズベリーリーフティ」は臨月から出産後の方におすすめのハーブティーです。

臨月から出産後の強い味方「ラズベリーリーフティ」

ラズベリーリーフティは、ヨーロッパや欧米で「安産になるハーブティー」として有名なハーブティー。

ラズベリーリーフは、ほのかに甘く、やさしい香りがするラズベリー(きいちご)の葉で、ビタミンやミネラルを豊富に含んでいます。
臨月になってから飲むと、子宮を柔らかくしてくれるため、出産の時に安産になりやすいと言われています。

出産後期から飲み始めると、陣痛による痛みを緩和してくれるといった作用もあるようです。
また、出産後にラズベリーリーフティーを飲むと、豊富な栄養価によって良質な母乳を出やすくし、出産後の体の回復をサポートしてくれます。 生理痛やイライラした気持ちを落ち着かせてくれる効果もあると言われているラズベリーリーフティは、妊婦さんはもちろん、女性におすすめのハーブティーといえます。

ただし、臨月から出産後のママの強い味方であるラズベリーリーフティーも、妊娠初期の方が飲んだ場合には、ラズベリーリーフの薬効の一つとされている子宮を刺激する作用が悪影響を及ぼす可能性があります。
飲む前に、飲んでも良い時期なのかどうかを、医師に確認してから飲むようにしましょう。

ラズベリーリーフティーの飲み方は?

ラズベリーリーフティーの基本的な飲み方としては、まずガラスや陶器のポットにスプーン一杯分のラズベリーリーフティを入れ、沸騰したお湯を注ぎます。
そのまま3分ほど置いてから、茶こしなどでハーブを取り除けばできあがりです。
お湯を注いだ後、あまり長く置いておくと、風味を損ねたり、成分が濃くなりすぎてしまうことがあるので気をつけましょう。
ポットで入れるのは面倒、という場合は、手軽に飲めるティーバッグタイプもあります。

デリケートな時期だけに注意が必要な点もありますが、カフェインを含まないものが多いハーブティーは妊娠中でも安心して飲める飲み物のひとつ。
より良いマタニティライフや子育てのために、ぜひハーブティーを活用してくださいね。
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