ミントの驚くべき効能|今日から使えるミントの5つの活用方法
はじめに
飲み物やケーキに添えられていることが多いミント。
「いらないなあ」なんて思ってなにげなくよけているあなた!
ちょっと待ってください。実はミントには多くの効能があるんです!
脇役ではもったいない!
今回は日常に役立つミントの効能と活用法についてご紹介したいと思います。
ミントの特徴
ミントとは、シソ科ハッカ属の総称で、一年草と多年草のものがあります。
葉は爽快味や冷涼感を与えるメントールを多く含み、エッセンシャルオイルは歯磨き粉の添加、アロマテラピーなどに利用されています。
香辛料としては料理やお菓子、カクテルや薬用酒、お茶に混ぜたりして利用されます。
にんにくやオリーブオイル、レモンやナッツ類と組み合わせフードプロセッサーにかけたミントソースにしたり、ジャムに少し入れると香りと清涼感を楽しめます。
ライムと砂糖、ラムと炭酸水をいれてモヒートにしたりなどもオススメです。
ミントの種類
ミントは100種類以上にのぼりますが、代表的なのはペパーミントとスペアミントの2種です。
ペパーミントはアイスクリームやガム、肉料理に添えるミントソースによく使われます。
左の写真のスペアミントはタイやベトナムで作られるエスニック料理に使われていることで有名です。
これら2つは、どちらも国や地域を越えてたくさんの人に好まれ、広く利用されています。
ミントの効能
多くの種類を持つミントですが、「ハッカ」の別名で知られるペパーミントは特に様々な効能を持っています。
一番有名な効能は、食べ過ぎ・飲みすぎなど胃の調子が悪い時の消化補助や、腹痛や胸焼け、胃けいれんなどの症状の緩和です。
次に鎮静効果がよく知られています。
精神的な緊張を和らげ、イライラをしずめ、心身をリラックスさせてくれるものです。
そのため無気力や抑うつを改善する精神安定化作用もあり、神経症などにも利用されてきました。
その他にも、ペパーミントには次のような効能・効果があります。
①偏頭痛やそれにともなう副作用の緩和。
②麻痺作用と抗菌作用による虫歯や歯痛などの痛みどめ。
③乗り物酔いや吐き気の予防。
④不眠の解消しや深い眠りへの誘導。
ミントの5つの活用方法
様々な効能を持つミントを活用しない手はありませんよね!
ミントは簡単に使うことが出来るのでとても便利な植物です。
今日から使えるミントの5つの活用方法をご紹介いたします。
【1】ミントバスにする。
洗ったミントをそのまま束ねてたり、ネットに入れてお風呂にいれるだけ!
爽やかでさっぱりとした香りが広がり、リフレッシュできます。
揉みだすとさらに香りを楽しめますよ。
【2】植木の虫除けや消毒に使う。
大きな鍋でたっぷりの水とミントを煮出して、冷めたものを普段の植木の水代わりに使うだけで効果があります。
昔の人は良く行っていたようです。
【3】フレッシュハーブティーにして飲む。
キレイに洗ったミントの葉をポットに入れ、熱いお湯を注ぎ5分ほど蒸らしたものをカップに注いだら完成です。
次に鎮静効果がよく知られています。
リラックスしたい時や胃腸が疲れている時におすすめです。
【4】飾りのアクセントにする。
飲み物に浮かべたり、ケーキやお皿に添えるだけで、簡単にお洒落にできます。
【5】ブーケや水回りのグリーンとして楽しむ。
何本か摘んで、リボンやラフィアで結ぶといい香りのブーケになり手土産にぴったりです。
また、切り花のように水に挿しておくだけでもインテリアになりますよ。
また、いつでも簡単に手に入れたい場合には、自宅で栽培することがおすすめです。
ミントはとても丈夫なハーブなので、どんな環境でも育てることができますよ。
鉢植えに種を撒き水を与えて二週間程で発芽します。
日当りの良い場所を好み、風通しの良いところで育てれば、いつでも簡単にミントを手に入れることができるようになります。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
ミントには生活に役立つ様々な効能があり、活用方法もとても簡単です。
いつも何気なく目にしているミントを是非主役にして楽しんでみてください。