クリームダウンって何…? アイスティーが濁るのを防ぐ方法とは

2015年04月07日20時57分
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クリームダウンって何…? アイスティーが濁るのを防ぐ方法とは

アイスティーが白く濁っちゃった!!


冬はホットで楽しんでた紅茶も、夏になってくると冷たくいただきたいと思うことが多くなるでしょう。
夏でも気軽に紅茶を楽しむためにアイスティーの美味しい作り方を覚えてみましょう。


また、アイスティーを作る際に、作り方などによっては紅茶が白く濁ったようになってしまう場合があります。
これはクリームダウンと言って、茶葉に含まれるカテキン類とカフェインが冷える家庭で結合して結晶化したものです。
良質な茶葉ほどよく起こります。
茶葉の濃度が高すぎたり、冷やす速度が遅い場合にも起こります。


クリームダウンが起きた場合は、熱湯を少量注ぎ一気にかき混ぜてみましょう。
それでも戻らなかった場合は、数回試してみてください。


そのままでも身体に害はありませんので飲めます。
ですが、出来るものなら綺麗な色のアイスティーを作りたいですよね。
そのためにも美味しいアイスティーの作りかたをしっかり読んでみてください。


美味しいアイスティーの作りかた

美味しいアイスティーを作る際のコツとして、紅茶の温度をゆっくりと下げるのではなく一気に温度を下げるようにすることがポイントです。
これはクリームダウンの防止にも繋がります。


そのため、あらかじめ氷などを用意しておくと紅茶を一気に冷やすことが出来るので、透き通った美味しいアイスティーを作ることができます。
氷の量は、ピッチャー(カップ)から溢れ出るくらいの氷を用意します。


いつもより濃い目になるように、1.5倍程の茶葉で濃い目の紅茶を淹れたら、たっぷりと氷のはいった容器に一気に紅茶を注ぎます。
マドラーなどで手早くかき混ぜて一気にしっかりと冷やします。
新しいカップに氷を入れて、出来たアイスティーを注げば出来上がりです。


水出しアイスティでじっくり時間をかけてアイスティを作ってみましょう。

もうひとつ、綺麗で美味しいアイスティを作る方法があります。
水出しコーヒーをご存知ですか?
紅茶もコーヒーと同じで時間をかければ水で淹れることも可能です。


お茶は、淹れるときの温度によって効果が変化します。
高温で淹れると、カテキンやカフェインが引き出されます。
逆に低温で淹れるとテアニンという成分を引き出し、これは甘みの素となる成分であり疲れをとってリラックスさせる効果もあります。


カテキンやカフェインの渋みが抑えられ、テアニンの甘みが引き出されるのでまったりとした味が楽しめます。
水出しアイスティーはカフェインなども抑えてくれるので寝る前に飲んでも目が冴えずリラックスできるので、おやすみ前の一杯に最適です。


水に茶葉を入れて、だんだんと抽出していくのでお湯から作るよりも時間がかかってしまいます。
ですが、白く濁ることがないので失敗が少ないですし、夏などの暑い時期にはお湯を沸かさなくても作ることができるので便利です。



◇用意するもの
・大きめのピッチャー
・お好みの茶葉
・水(飲み水や、軟水のミネラルウォーター、水道水を一晩置いたものでも良いでしょう)

◇作りかた
1) ピッチャーに茶葉を入れる
2) 1に水を注ぎいれる
3) 冷蔵庫に入れて、約6時間置いておく。
4) 完成

※痛みやすいのでその日のうちに飲みきるようにしましょう。


クリームダウンが起こらない、アイスティーに最適な茶葉も。

そのほかにも、紅茶の中にはタンニンなどの成分があまり含まれていない種類があります。
クリームダウンはタンニンによっても引き起こされるので、タンニンの少ない茶葉を選ぶこともポイントとなります。


たとえば、ディンブラは高地で産出されるがタンニンの含有量が少ないので透明感のあるアイスティーが出来ます。
バラの香りに似ていて、マイルドな味なのでシナモンやミントなどのお好きなフレーバーを合わせても楽しめます。
ディンブラ
\130
少量からでも購入できます。
試しに飲んでみたい方に。



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