サプリで副作用が起きた!? サプリメントにも含まれている添加物とは一体なんでしょうか……?
2015年01月28日19時36分
気になる添加物はサプリメントにも含まれている!?
サプリメントには、有用な成分とともに、添加物が加えられていることをご存知でしょうか。サプリメントを固めるための結合剤や、大きさを一定にするための充填剤、酸化や湿気から守り飲みやすくするためのコーティング剤、成型時に型にくっつかないようにする滑剤、保存料、香料、甘味料、着色料、など様々です。
体に優しい添加物は、一長一短。サプリの服用で、副作用がでてしまう場合もある。
サプリメントに使われる結合剤や充填剤、もしくは甘味料の一例として、「乳糖」があります。これは、牛乳由来のもので、安全で使いやすい材料ですが、少し注意が必要です。
「乳糖不耐症」という症状があります。
これは、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしたり、緩くなったり、という現象です。
アイスクリームなどの乳製品でも起こることがあります。
これが副作用として、お腹が痛くなってしまったりなどの悪さをします。
小腸において、乳糖(ラクトース)を分解する酵素(ラクターゼ)が十分に作られないために起きる症状です。
乳糖不耐症の素因を持つ人は多いのですが、自覚症状がない人から、乳製品は全くダメ、という人まで、症状に幅があるのです。
乳糖不対症を改善するには……?
- ・ヨーグルトのような乳酸醗酵された醗酵乳を摂取して、その中で生存している乳酸菌の持つ乳糖分解酵素を腸管に補給する。
- ・ラクターゼ製剤を服用する。
- ・連日牛乳を飲み続けるなどして、腸内のラクターゼ活性が上がることを期待する。
上記のような方法もありますが、これは全員がこの方法で改善するというわけではありません。
なかには、これらを実践してはいけない病気の人もいます。
あまりにも症状がひどいようでしたら病院で早めに相談することをおすすめします。