腸内環境の改善に役立つ「グァーガム分解物」とは?
2015年03月30日21時08分
腸内環境の改善に役立つ「グァーガム分解物」とは?
グァーガム分解物について
グァーガム(グアガム)はインド・パキスタン地方原産のマメ科の植物・グァー豆(グアー豆、クラスタマメ)の胚乳部に含まれる天然多糖類です。
グァーガムは種子の胚乳部を、粉砕し、水に抽出することで得られます。
現在では、質感を滑らかにする、粘り気を与える、成分の分離防止、安定性の向上などの目的で、食品や化粧品等の添加物として用いられています。
グァーガムは種子の胚乳部を、粉砕し、水に抽出することで得られます。
現在では、質感を滑らかにする、粘り気を与える、成分の分離防止、安定性の向上などの目的で、食品や化粧品等の添加物として用いられています。
このグァーガムを酵素で分解・精製したものが「グァーガム分解物」です。
食物繊維が豊富な「グァーガム分解物」
グァーガム分解物には、水溶性食物繊維が豊富に含まれています。この水溶性食物繊維は、消化酵素に分解されることはありません。このため、人の体内に入ると、胃や小腸をそのまま通過して大腸まで至ります。
■腸の細胞の栄養源となる
グァーガム分解物には、他の食物繊維と比べて発酵分解されやすい傾向があります。
大腸まで至ったグァーガム分解物は、腸内細菌によって発酵・分解され、「短鎖脂肪酸」を産生します。
「短鎖脂肪酸」は大腸の細胞にとって主要な栄養源となるため、グァーガム分解物を摂ると、大腸の働きが活発化します。
結果、大腸内の悪玉菌が減って、腸内環境が整えられ、下痢・便秘の両方の悩みを改善することができます。
■肝臓における脂質の合成を抑える
グァーガム分解物には肝臓で脂質が合成されるのを抑える働きもあります。
この働きにより、中性脂肪やコレステロール値を下げたり、高血圧を予防し、血糖値の上昇やインスリン分泌が抑制されます。
■水分、ナトリウム、カルシウム、マグネシウムなどの吸収促進
グァーガム分解物を摂取すると、ナトリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルの吸収率が上がり、余分な脂質の吸収を抑制する働きがあるとされています。
この他にも、グァーガム分解物の主な働きとしては
・炎症の抑制 ・大腸内のpH(ペーハー)調節して、悪玉菌の増加を抑える
・便通、便秘の改善
・過敏性腸症候群の症状改善
などが挙げられます。
「グァーガム分解物」はどんな風に取れば良いの?
■便秘の解消、改善を図りたい場合 成人で1日12gくらい※消化器系が弱い方や問題を抱えている方は、1日4gくらいから様子をみて増やすようにしましょう。
■過敏性腸症候群の改善
1日5gくらいずつ摂り続けると効果があると言われています。
そんなグァーガム分解物の摂り方ですが、サプリメントや、グァーガム分解物が加えられたお茶等から摂るのが一番手軽と言えるでしょう。
特定保健食品としてグァーガムに由来する水溶性食物繊維を含むガムも販売されています。
また、グァーガム分解物の粉末が販売されていますので、お菓子やパンを作る時に混ぜるのも良いでしょう。
グルコース・トレランス
ビタミンB3(ナイアシン) 50mg
ビタミンB6(ピリドキシン ハイドロクロライド) 20mg
クロム(クロミウムハイドロクロライド) 250mcg
Lグルタチオン 2.5mg
ガラクトマンナン(グアガム) 450mg
\3,680
成分:ビタミンB3(ナイアシン) 50mg
ビタミンB6(ピリドキシン ハイドロクロライド) 20mg
クロム(クロミウムハイドロクロライド) 250mcg
Lグルタチオン 2.5mg
ガラクトマンナン(グアガム) 450mg