日本人の3分の1が「実はダメ」?犬を取り巻く現状について

2015年03月31日21時56分
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日本人の3分の1が「実はダメ」?犬を取り巻く現状について

日本人の3分の1が実は苦手とか……

犬を飼うにあたっては、犬を取り巻く現在の状況について知っておくことも大切です。
ペットブームで愛犬家は増えている一方で、犬を苦手としている人は日本人の実に3分の1近くもいます。
誰もが犬好きという訳ではなく、犬に苦手意識を持っている人はとても多いのです。
特に、子供の頃に噛まれたとか、追いかけられたといった経験を持つ人の場合は、大人になっても苦手意識が克服できないといった場合があるようです。

無用なトラブルや問題を避けるためにも、世の中には犬が苦手な人も少なくないという事を、気に留めておく必要があります。
超小型犬や、おとなしい性質の犬であっても、散歩の際にはリードを付ける、交通機関やペットNGの公共の場所ではキャリーバッグに入れるといった、犬を飼う上での基本的なルールは守りましょう。
また、通りかかった人に吠えたり、いきなり飛びついたりするといったことががないよう、日頃からしつけをしておくことも大切です。

かわいい「うちのコ」も法律の上では「物扱い」

日本には、動物の愛護及び管理に関する法律というものがあり、「動物が命あることにかんがみ」と規定されています。 しかし、法律の上では、犬や猫などのペットは物扱いです。
このため、万が一、ペットが事故で死んだり、殺されてしまうといったことがあっても、器物破損という扱いになります。

この動物の愛護及び管理に関する法律は、5年に1度改正されます。

捨てられた犬を取り巻く厳しい環境

迷い犬や、捨てられた犬が保護された場合、まずは近くの動物愛護センターに送られます。
そこで、飼い主や引き取り手が現れれば、引き取られますが、そうでない場合は殺処分となります。
殺処分は、安楽死ではなくガスによる中毒死です。
引き取り手が現れることはとても少なく、動物愛護センターに送られたペットの大半は殺処分されているというのが現状です。

もし飼い犬が迷い犬になった時は?

もし、飼い犬が行方不明となった場合には、まずは、警察への届け出と、保健所・動物管理事務所(動物愛護相談センターなど)に問い合わせをしましょう。
また、もしもの時に備えて、首輪に迷子札や鑑札などをつけておくことも大切です。
最近では、マイクロチップを埋め込み、飼い主を特定できるようにするといった方法もあります。

一方で、迷い犬を保護したら、保護した場所に近い警察署・交番(駐在所)などに届けます。
警察においてペットの扱いは「落とし物(拾得物)」扱いになります。あとで飼い主に「盗まれた」などと言われることがないよう、早めに届出を行うようにしましょう


犬の平均寿命は犬種にもよりますが、寿命の短い犬で7年くらい、長い犬では14年くらいと言われています。
飼い始める前には、最後まできちんと面倒を見ることができるのか、よく考えることが大切です。
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