犬の健康を守るには?季節ごとに体調管理をしてあげよう!
2014年11月26日18時45分
犬の飼育と周辺知識と特集:季節ごとの健康管理ポイント
犬の健康を守るために、季節ごとの健康管理をしっかりと行うようにしましょう。人間が季節に合わせて衣類や環境を変えるように、犬も季節に合わせた調節が必要です。
犬の気持ちになって温度調節をしてあげましょう。
犬の健康~春編~
寒い冬が終わり、除々に気温が上がってくるのが春です。春のポイントとして、気温差に気をつけるようにします。
昼間は風通しの良い場所を選んであげましょう。
夜は昼より涼しくなるのでタオルを用意するなどして暖かくしてあげるようにします。
外飼いの場合は、犬小屋の中を用意してその中にタオルなどをいれてあげるようにしましょう。
また、毛の生え変わる時期のため、ブラッシングもこまめに行うようにします。
犬の健康~夏の暑さ対策編~
いよいよ暑さが本番になってくる季節です。犬は暑さに弱いので暑さに気を配ってあげましょう。
散歩をする時には、地面から反射熱を受けてしまうので早朝や日の沈んだ時間に行うなど気をつけるようにしましょう。
もし、犬が散歩中やお部屋の中でだるそうにしてたり異変を感じたら、
涼しくて風通しのいい場所に移動させてあげてください。
クーラーは急速に体を冷やしてしまい犬にも人間にも悪いので出来る限り避けましょう。
犬の暑さ対策には、ジェルマットを使うのが効果的です。
犬は本来、土を掘ってそこに寝そべりお腹を冷やすことで全身の体温を下げる行動をします。
ペットとして飼ってる犬もお腹を冷やすことにより全身の体温をさげることができます。
なので市販されている冷たいマットや、保冷材をフル活用しましょう。
犬の健康~秋編~
秋は暑さも落ち着き、涼しくなり人も犬も過ごしやすい季節です。夏バテの回復や、寒くなる冬に向けてエネルギーの確保のため食欲が増すので、「食欲の秋」とも言いますね。
秋のポイントは餌をやり過ぎないようにすることです。
食べさせ過ぎたかなと感じたらドッグランなど行うようにして運動量を増やしてやります。
運動量を増やすことにより肥満を回避することができます。
犬の健康~冬の寒さ対策編~
一年のうちで最も寒い季節です。犬は暑さより寒さのほうが強いですが、冷えすぎると風邪をひいてしまいます。
ポイントは風邪をひかないように環境を整えてあげることです。
まず、冷えを防止するために室内の温度をあげましょう。
クーラーで室温をあげるのは、暖かい空気が天井にいってしまうためあまりオススメしません。
犬の寒さ対策には、ホットカーペットが有効です。犬用のものもありますのでお部屋の広さにあったホットカーペットを探しましょう。
また、乾燥は大敵なので加湿器をつけたりします。
丁度いい湿度は40~60%と言われています。
湿度や温度を測る時は、犬の目線と同じ高さで測ってあげるのがベストです。
温度や湿度に気をつけていた場合でも静電気でウィルスが付着してしまうこともあります。
そのような時には、ブラッシングを行う際にペット用の除菌スプレーをしてあげるようにします。
そうすることによって風邪対策を行えます。
いつまでも健康でいてほしいから
常に犬の変化に気をつけて過ごすようにしましょう。季節の変わり目には犬の免疫力も落ちてしまいます。
少しの変化を見落とさないようにしていつまでも健康に過ごしましょう。