遺族は特に気をつけたい、お葬式での服装について。【女性編】

2015年03月20日20時45分
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遺族は特に気をつけたい、お葬式での服装について。【女性編】

遺族の方は特に気をつけましょう。正式の喪服をきちんと着用すること。

葬式に参加する遺族の衣装は、参列する人に不快な印象を与えないためにきちんとした衣装を心がけることが必要です。
基本的には「喪服」と呼ばれるものを着用するようにします。
喪服には正式と略式がありますが、遺族は正式のものを着用するのが一般的です。
参列者の方に失礼がないよう、華美なものや、リクルートスーツなどは絶対にやめましょう。

女性の喪服はどのような服を着用するのが正解なのでしょうか。

遺族側の女性の場合ブラックスーツを身に着けるのが一般的です。
座った時に膝が隠れる長さのスカートスタイルが望ましいです。
くるぶしまでのロング丈のものも着用可能可能です。
ジャケットは、衿元・胸元が露出しすぎず、パールネックレスが隠れない程度が目安です。
ボタンは共布くるみボタンのものを選びましょう。

喪服は、長く着用できるデザインのものを購入しておくといざという時に困らないので便利です。

アクセサリーを身に付けるのはOK? NG?

お葬式にアクセサリーをつけていくのは良いのか否かについてですが
これは、「つけても良い」です。

ただし、二連のアクセサリーはつけてはいけません。
二連以上のものは、不幸が"重なる"という意味合いを持つため、避けるようにします。

アクセサリーを着用する際は、一連の、パール、黒曜石やジェットなどの黒い石、のものにしましょう。
無難なのは結婚指輪以外のアクセサリーはしないことですが絶対禁止というわけではないのでお好みでつけましょう。

ゴールド系の派手なアクセサリーや、時計は外しましょう。

ネイルを取りに行く時間が無いのだけど、対処方法はありますか?

出来たらネイルも落とした方がよかったのですが、落とす時間がない場合は、最低限のマナーとしてフォーマル手袋を着用しましょう。
派手な部分は見えないように隠してしまうのがベストです。
手袋は、お焼香の時のみ外しましょう。

フォーマルにあわせるバッグはどのようなものがベストか。

靴やバッグなどは黒色でも光沢が無いタイプを選ぶことが大切です。
殺生を連想させるような、革やファーなどは避けましょう。

また、見える場所に金具がついていないものが望ましいです。
どうしても金具のあるバッグを使用する場合には、金具部分が他の人の目に触れないように気をつけるのが最低限のマナーです。

ストッキングはどのようなものがベスト?

ストッキングはブラックが一般的です。
真冬は60デニールくらいのタイツでも可能です。

しかし、基本は少し肌が透ける黒ストッキングですので、もし寒い場合や露出ができない場合はストッキングの中に厚手の肌色ストッキングを着用するという裏技もあります。
その上から、厚手をスパッツを着用すれば寒さ対策もばっちりです。

靴はどのようなものがぴったりでしょうか。

装飾のない黒のパンプスが望ましいです。
フラットなものよりも、ヒールが2~3cm程度あるフォーマル感のあるものがベストです。

ピンヒールや、高いヒールは避けましょう。

喪服を選ぶときの心得とは。

女性の遺族は特に華美にならないように心がけることが重要です。

葬式の衣装選びに自信が無い人はデパートの衣装売り場などで店員のアドバイスを聞きながら適切な衣装を選ぶのがおすすめです。
遺族として葬式に参加するときはきちんとした身だしなみを心がけましょう。

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