富士山登頂のためにはいくつかの条件があった。富士山登山のためのそうびとは?

2015年04月03日20時52分
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富士山登頂のためにはいくつかの条件があった。富士山登山のためのそうびとは?

富士山登頂には条件があった


世界遺産にも登録され、注目されている富士山。
その富士山に登頂するためにはいくつかの条件があります。

逆に言うと、条件さえ揃っていれば登頂できる可能性は格段にアップします。
その条件とは何しょうか。

今回は富士山登頂のための条件について考えていきます。

富士山は初心者にも優しい……けど登頂には事前の準備が必要だった

富士山は特別な登山経験がなくても登ることはできます。
また、六合目までは初心者が軽装備で挑んでも充分に登山できます。

ですが、頂上に到着するためには、いくつかのいい条件が重なる事で実現するのです。

その条件とは、
・自身の体力
・気象条件
・登山の装備

この3つが重なることによって登頂できる可能性が高くなります。
特に、今回は実践しやすい装備についてご紹介します。

富士山登頂を目指すために1番大事な装備とは……?

荷物の重さを軽くすることも自身の体力向上に繋がるのでとても大事です。

しかし、登頂を目指すためには自身の体力もそうですが、精神面が大切になってきます。
富士山の山頂付近で最も精神的にダメージがあるのが寒さです。

その寒さを軽減することが、登頂への近道となります。

一般的に登山を開始する地点は五合目ですが、既にこの地点で肌寒いくらいです。
上に行けば行くほどに寒さは増してきます。

頂上は、風がとても冷たいため真冬並みの寒さにもなるので、それに対応できるような充分な防寒装備が必要になってきます。

不安定な気候にも左右されないような装備を。

富士山頂上は、晴れることもありますし、雨の場合ももちろんあります。
歩くことを加味すると、雨から晴れまでの全ての気候に対応できるような装備が必要となります。

まず、雨用のレインウェアは必須となってきます。
レインウェアは雨から身を守ることもそうですが、風からも守ってくれるので防寒対策にもばっちりです。
他にも、靴は防水加工のしてあるものを選ぶなどの考慮が必要となってきます。

気温が高いことも考慮しなければいけないので、脱ぎ着が楽なものを着ていきましょう。

おすすめの組み合わせは、フリース+レインウェア

防寒できて、なおかつ熱いときに脱ぎやすい組み合わせとしてフリースとレインウェアの組み合わせがあります。

レインウェアは風を防いでくれる役割、フリースは保湿力保温力が高く濡れても乾きやすいので便利なアウターの役割をしてくれます。
フリースは常にカバンの中に入れて持っていくといいでしょう。

レインウェアを選ぶときのポイント

山頂ちかくになると風が強まるため寒くなってきます。
そうなったらまずレインウェアを着て防寒対策をします。

それでも寒い時には、持ってきたフリースを中に着込むというわけです。

パタゴニアのレインウェアは、他社のレインウェアと違い脇にジッパーが付いています。
これは、汗蒸れを防いで汗による体温低下を防ぐ役割があります。

温めることも大切ですが、暑いときには風通しをよくすることも大切です。
パタゴニアの商品は、全て実際にアウトドア好きな社員によって作られているので、実用性が抜群です。
レインウェアだけではなく様々な商品も見かけたら手に取ってみてください。

フリースを選ぶときのポイント

フリースを選ぶときに注意したいことがあります。
それは、単純に生地の厚いものを選ばないということです。

なぜなら、フリースはそれ1枚でもかなり温かいです。
厚い生地のものを着てしまうと、着た途端に暑くて脱ぎたくなってしまうこともあるからです。
着ないと寒いし、着ると暑いしということになりかねません。

なので、フリースを選ぶときには厚すぎない生地を選ぶようにしましょう。
素材など細かい条件の選び方は、登山用品ショップの店員さんに聞くと間違いがありません。
また、専用のショップでしたら店員からの詳しい説明を聞きながら試着なども可能なので自分に合った装備を見付けることが出来ます。

登頂するだけが目的ではなく、無事に下山するためにも適切な装備の選び方をして富士登山に挑みたいものです。


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