外出時に、車椅子介助で注意したい5つのポイント
2015年03月14日21時51分
車椅子の方を介護する時の外出は注意することがたくさんあります。
車椅子に乗った人を介護する時、外出時にはいくつか注意するポイントがあります。
介護する方も、される方も、怪我などがあっては身も蓋もありません。
怪我をしないためにも家から離れたときのこともしっかりと復習しておくことが大切です。
今回はポイントを5つご紹介します。
介護する方も、される方も、怪我などがあっては身も蓋もありません。
怪我をしないためにも家から離れたときのこともしっかりと復習しておくことが大切です。
今回はポイントを5つご紹介します。
1.使用者が車椅子から落下しないように気をつけましょう。
まず一つ目は使用者が落下しないために座面を平らにしてから座らせるということです。車椅子は折りたたみ式なので、広げる時はきちんと座面が平らに広がっているかを確認しましょう。
平らに広がっていなかった場合、転落の可能性があるので手のひらでしっかりと座面を平らに広げましょう。
2.フットレスにきちんと足が乗っていますか?
足を乗せるフットレストにきちんと足を乗せたことを確認してから押しましょう。フットレストに足が乗っていないとケガの原因にもなり危険です。
足が乗っていなかった場合は優しく声をかけてあげてください。
また、移動の途中でも足がフットレスから落ちてしまったりすることがあるので、随時確認してあげるとよいでしょう。
3.段差では、テッピングレバーを有効活用していますか?
段差を押すときは車椅子の後ろにあるテッピングレバーを引いて前輪を浮かせた状態で段差を乗り越えましょう。介護をしていて困るのは段差や坂道を下る場面でしょう。
怪我の危険をすくなくする為にも、テッピングレバーの操作には慣れておきたいところですね。
4.坂道を下るときは、車椅子を引く!
また坂道を下る時は前向きに押すのではなく後ろ向きにして引くと乗っている人が落とされる危険性を軽減できます。万が一、落ちかけても自分の正面にいるのでどうにかすることが出来ます。
それに、自分が壁の代わりになるので大事にはならないことが多いです。
それでもしっかり注意してあげることが大切です。
5.ブレーキの確認は済んでいますか?
そして最も大切なことは外出前に、必ずブレーキが利くかを注意して確認するということです。車椅子から乗り降りする時や停車している時にブレーキが利かなくなり車椅子が動き出したら大変危険です。
毎回きちんとブレーキの確認をすることが介護において大変重要となってきます。
車椅子選びも実は重要です。
車椅子を選ぶときも、その人に合った物を選んであげることが非常に重要となってきます。ぴったりな車椅子を選べば、転落などの危険性も少なくなります。
車椅子の詳しい選び方については下記の記事を参考にしてみてください。
介護する方も、される方も、気持ちの良い介護ができるようにしましょう。