知らないと損する"介護保険制度"の基礎知識
2015年02月12日15時53分
介護保険制度ってなに……? 年齢制限は?
介護保険というと、高齢者のみの制度と思いがちですが、意外にもそうではありません。介護保険の被保険者の中には、保険料を支払っている40歳以上の方も対象に入っているのです。
高齢の方との違いは、加齢による病気により介護が必要になった場合に限られるという点です。
そういった病気の方は、若くても介護保険を受けることができるのです。
介護保険を必要とするときに必要なこと
介護保険を受けるための流れとしては、まず担当の医師に相談することから始まります。書面をもらう必要がある場合があるので、早めに相談しておきましょう。
医師に相談をした後は、区役所の健康づくり課へ申請に必要なものを持って手続きをしにいきましょう。
ほかの人に代行してもらうことも可能なので、詳しくはお住まいの地域の役所にお問い合わせください。
申請に必要なものは以下の通りです。
- 要介護(更新)認定申請書 ※健康づくり課窓口orホームページからDLできます。
- 介護保険被保険者証
- 健康保険被保険者証 (第2号被保険者の場合のみ)
- 申請者の印鑑 (同居以外の者が申請する場合のみ)
- 認定をうける片の主治医の氏名、医療機関の名称及び所在地が分かるもの(診察券など)
介護保険に申請した後の流れは……?
訪問調査などを経て、その要介護認定が出ると、担当のケアマネージャーとともにサービス内容を決め、サービスを受けるという流れになります。保険で受けられるサービスは、要介護認定の結果によって変わってきます。
正確に判定してもらうため、認定の時に、生活の問題点や特殊な事情などをきちんと話しておくことも大切です。