憧れのマイホーム。地盤の強さ、それで大丈夫?
2015年04月18日20時34分
地盤の強度は必ずチェックしておきたい
家を建てる際、その家の工法や間取り、
デザインなどももちろん大切なことですが、
それらを支える土地の地盤の強度というのがとても重要になってきます。
特に日本のような自然災害が多い国では、
慎重に土地選びをしないと後悔することになります。
デザインなどももちろん大切なことですが、
それらを支える土地の地盤の強度というのがとても重要になってきます。
特に日本のような自然災害が多い国では、
慎重に土地選びをしないと後悔することになります。
地盤が弱いと、こうなる
もし、知らないで地盤が弱い土地に家を建ててしまったときは、どうなってしまうのでしょうか。家の耐久性が急激に下がり、不均一に土地が沈んでしまったりする恐れがあります。(不同沈下)
これが起きるtお、壁にひびが入ったり、ドアが開きにくくなったりします。
最悪、家が傾いて倒壊してしまう恐れも……。
地震に弱いこともあり、自然災害の影響が大きくなってしまう可能性があるのです。
また、家が傾いてしまうことで、資産価値の低下や健康への悪影響が出ることも……。
修復の費用も、建物価格と同等の費用がかかるケースもあるので慎重に選んでいきたいところです。
地盤チェックの方法とは……?
素人に地盤の強弱を判断するのは難しいですが、見極め方がないわけではありません。
費用はかかりますが、
専門家に依頼して地盤調査をしてもらうのが
一番確実で分かりやすい方法なので、こちらをおすすめします。
周辺に水気がある土地は要注意
自分自身で調べる方法として、航空写真をチェックしてみるのもおすすめです。航空写真でチェックするのは、水気があるか否かです。
川や海、湖など近くに水がある場合には、
地盤は弱い可能性が高く避けたほうがいいでしょう。
川や川原、湿地帯や池や沼の埋立地だった可能性のある土地も、地盤が弱い可能性があります。
造成による盛土をされた土地も地盤が弱い可能性があるので注意しましょう。
逆に、地盤の強い可能性のある土地も見極め可能
逆に、古くから住宅地だった場所や重い建物が建っている土地は地盤が強い可能性が高いです。しかし、数メートル離れただけでも地盤の強さが違うこともあるので注意したほうがいいでしょう。
また、周囲の家の基礎部分や窓の周りにひびが入っているのを見かけた場合は、地盤が弱いということですので充分に注意します。
自然災害について調査すると安心
その土地の過去の自然災害についても調べておくと安心です。過去にどのくらいの規模の震災があり、倒壊した家屋や、地盤が傾いてしまった家屋はどれだけなのか調べるだけでも違います。
また、土地条件図で土地の地形を確かめることも重要ですし、
それを行うことによって土の種類を推定することができます。
土の種類を知ることで地盤沈下しやすいかどうかの
判断材料になりますのでしっかり確認しましょう。
地名に水や海、さんずいなどを使った漢字が含まれている場合も、
避けたほうがいいでしょう。