家庭菜園|初心者におすすめ!肥料を使った簡単土作り

2016年04月19日15時43分
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家庭菜園|初心者におすすめ!肥料を使った簡単土作り

家庭菜園|初心者におすすめ!肥料を使った簡単土作り !


健康と密接な関係にあるのが「野菜」です。

そして、新鮮な野菜を食べることの出来る家庭菜園は健康を気にする方に非常に魅力的に感じることでしょう。

ですが、家庭菜園はおろか園芸もやったことがないという方も多いのではないのでしょうか?

中でも多くの方がぶつかる壁が「土」です。

栄養満点の土であればあるだけ、より美味しくて新鮮な野菜が育つのは周知の事実です。

そこで今回は土の作り方について分かり易くご説明致します。

野菜が喜ぶ良い土とは?


野菜が喜ぶ良い土とは?

野菜が喜ぶ土の条件は7つあります。

1、根が十分に張れる。
2、通気性と水はけが良い。
3、保水性・保肥性に優れていること。
4、酸度が適正であること。
5、清潔であること。
6、異物が混ざっていない。
7、微生物が多く含まれていること。

一つ一つの事項を満たす事は面倒かと思いますが、これら7つの条件を満たす事で美味しい野菜を作る事が出来ます。手間暇を惜しまず頑張りましょう。


土を耕して、畝(うね)を作る


土を耕して、畝(うね)を作る


カチカチに固まってしまっている土でも耕すことで空気が入り、通気性がよく水はけのよいふかふかの土にすることが出来ます。

スコップで周囲を掘り起こし、鍬(くわ)でさらに土を耕していきましょう。

20~30㎝の深さの土と表土と反転させるように耕していきましょう。

鍬で耕す際、高く振り上げずに刃の部分の重みを利用した振り子運動をするとあまり力を入れずに耕すことが出来ます。

土を耕して、畝(うね)を作る

続いて畝(うね)を作っていきましょう。

畝を作ることで水はけがよくなったり、作物の根張りがよくなったりします。

育てる野菜の目安になる畝幅を確保し、高さが出るように土を寄せていくだけです。


難しい作業ではありません。一般的な目安として幅40㎝・高さ30㎝程度にしましょう。


肥料を買うときに注目したい三つの要素


家庭菜園初心者の方は、使用する肥料を選ぶ時、何を買えばいいか迷ってしまいますよね。 種類も豊富で、価格もかなり違ってきます。
そのため、肥料を選ぶときには含まれている三つの要素の得意とする分野を理解することで、使う種類がわかってきます。
三つの要素には窒素(N)、リン酸(P)、カリ(K)があります。
窒素は葉物類の野菜に向いていて、リン酸は実をつける野菜に、根野菜などはカリが多く含まれているものを使うとよいです。

よく、肥料の袋に「N10-P7-K8」などの記号が書かれていますが、これはどの要素がどのぐらいの割合で配合されているかを表したものです。
また、三つの要素以外にも中量要素のカルシウムやマグネシウム、微量要素の鉄や硫黄、マンガンや銅、モリブデンなどもあります。
この栄養素は野菜が育つ途中で吸収されていくので、成長に合わせて補給していかなければなりません。


作物に合った土作りを。


土作りの方法は作物によって様々です。
その作物に合った肥料を土に混ぜてあげるなど、作物がのびのびと成長できるような土作りをしてあげましょう。 そして、出来上がった新鮮な野菜を食べることで自分自身もきっと健康な体になれるはずです。
また、土作りに関して、家庭菜園などの経験が豊富な友人などにアドバイスをもらっても良いでしょう。

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