被リンクはSEO対策に逆効果ではない。被リンクの効果とは……?
2015年04月14日20時56分
良いSEO対策と、悪いSEO対策とは。
一昔前のお話です。当時、一番有効なSEO対策は被リンクを集めることであり、色んなサイトと片っ端から被リンクを貼るホームページもありました。
(相互リンクと呼ばれていましたね。)
しかし、近年は不自然な被リンクが多いサイトは、むしろ検索エンジンから評価を下げる対象になっています。
以前は、この方法が良いSEO対策として一般的だったのですが、今では悪いSEO対策となってしまいました。
その理由は、リンクを貼っただけの悪質なサイトが増えてしまったことに関わってきます。
なぜ、被リンクの評価が下がってしまったのか
なぜそうなったかというと、被リンクだけをたくさん集めて、サイト自体の内容が薄っぺらいものがたくさん検索結果の上位に表示されてしまったからです。情報を探したいユーザーが検索をしても上位に出てくるのは内容のないホームページばかり。
リンクサイト化した内容の薄いホームページだけ検索にヒットするということが多発してしまい、知りたい情報を探しにくい状況が多々見受けられたからです。
そこでGoogleを始めとする検索サイトは、被リンクがただ多いサイトの評価を下げ、代わりに被リンクは少なくとも、情報量が多い良質なコンテンツを提供するサイトを評価しました。
検索結果でも、そのようなサイトは上位に表示するように評価基準を変更しました。
被リンクは必ずしも悪なのか
被リンクが悪か否かと聞かれれば、NOです。被リンクの何が悪いのかというと、業者から買った人工的な被リンクがペナルティーを受けるのです。
ペナルティーを受ける被リンクはこういったものがあります。
- ● 自動で作られたコンテンツからのリンク
- ● コンテンツに全く関係のないホームページからのリンク
- ● 質の悪いディレクトリサイトや、ブックマークサイト登録による大量のリンク
- ● スパムサイトからのリンク
このようなホームページから大量のリンクを受けてしまうと、自身のコンテンツまでもスパムと見なされてしまいます。
しかし、優良なサイトからのリンクではペナルティは受けません。
その理由をご説明します。
被リンクに価値が無いは嘘! 価値のあるリンクとはどのようなものか。
上のようなリンクに関しては今では価値が無いも同然です。しかし、価値のあるリンクというのもあります。
というのも、Googleなどの検索エンジンはコンテンツの良し悪しを見分けるときに優良サイトからのリンク数も判断材料にいれます。
良質なコンテンツを作ることはもちろん大前提です。
しかし、これを判断できるのは人間のみです。
そこで、自然なリンクが多いコンテンツほど、良質なコンテンツと判断されるのです。
SEOは、内部SEO、外部SEO、コンテンツ、全ての材料が揃って始めて効果が現れるのです。
自然なリンクを貰うために行いたいこと
自然なリンクを貰うためには、まずはシェアしやすくするためのSNSボタンなどを設置しましょう。最近ではSNSボタンの無い情報コンテンツが珍しいくらいです。
良い!と思ったらすぐにシェアできる環境を作ってみましょう。
それから、良質なコンテンツも大変重要です。
良質なコンテンツとは、情報量が多く専門知識も多い、更新頻度も高くオリジナリティのあるホームページのことを指します。
これに関しては、詳しく解説した記事がありますのでよろしければご覧ください。