コーヒーメーカーも、ミルで豆を挽く必要もなし! 家のドリップコーヒーがおいしくなる入れ方!
自宅のコーヒーサーバーでお店のコーヒーを
ほんのちょっとした工夫で、自宅のドリップコーヒーも、お店のコーヒーのように美味しくなるんです。
もちろん、豆の種類や挽き具合といったことも大事ですが、それだけではないんです。
同じ豆を使っても入れ方が大事です。
お湯を注ぐ前には準備をしておかなければいけないことがあります。
順番に説明しましょう。
① コーヒーサーバーに濾過器をのせて一度お湯を通して温める。
抽出したコーヒー液の温度を下がりにくくするためです。
② このお湯を捨てて、ペーパーをセットする。
③ ペーパーに粉を入れる。
この中に入れる粉の量は、1人分で12から13グラムで、粉を押さえつけないように表面を平らにするのがポイントです。
④ ここに沸騰してから30秒ほど経過したお湯を注ぐ。
このお湯を入れる作業を4回から5回に分けて行います。
常に同じ時間で抽出するのは難しいですが、目安としては1人分が1分半から2分で抽出できます。
この時間との差が少ないほど味が一定になり、美味しいコーヒーが味わうことができるのです。
市販のドリップも簡単においしくなる
今は市販の一杯抽出型のドリップコーヒーも数多く販売しています。 市販のドリッパーは紙でできており、袋から取り出したらパッケージにかかれている通りに組み立ててカップにセットし、お湯を注ぐだけ。 使い終わったらそのまま捨てることができ、とても簡単です。 ただし、よりおいしく入れるためには3つのコツがあります。
・カップはあらかじめ温めておくこと。
・ お湯は沸かしたての95度ぐらいのものを使うこと。
・ 一気に注がずまず少し注いだら10秒ほど蒸らし、そのあと2~3回に分けて注ぐこと。
この蒸らす工程がおいしさのポイントなので忘れないようにしましょう。
お湯を注ぐ際はポットよりも、やかんを使う方が安全です。
水が変われば別のコーヒーに!?
水も味を左右するひとつになります。 かといって、一概においしい飲料水で作ったコーヒーが美味しくなるという事ではありません。
水に含まれるミネラルは、コーヒーの色や味に影響を与えまるため、その量が多くてもダメですし、少なすぎてもだめダメなのです。
しかし、おいしいと感じる味覚は人それぞれですので、好みの味が出るお水を探してみると良いでしょう。
また、日本の飲料水はほとんどが軟水です。
軟水で淹れたコーヒーはマイルドで酸味の立つ味わいになり、コーヒーそのものの味が出やすいと言われています。
硬水でいれると若干苦味が際立ち、苦味が好きな方は好まれます。
最近では、家カフェなども流行っており、自宅でコーヒーを飲む機会が増えています。
折角なら、いつもとは違う水を使って、ゆったりとしたひと時を過ごしてみるのはいかがでしょうか?
ミルクを入れて一味違った楽しみ方を
コーヒーを飲むとき ブラックで素材の味や香りを最大限に楽しみたいという人 カフェオレやカプチーノなどのように、ミルクなどを入れる事で、味をまろやかにしたい人 その楽しみ方は人それぞれですよね。
ここでは、そんなコーヒーをまろやかにしてくれる代表格、ミルクに関してお話します。
その種類としては
・ コーヒーフレッシュ
ポーション入りの液体クリームで、植物性のものが主流ですが、中には乳脂肪の動物性のものもあります。
植物性はあっさりしており、動物性は濃厚な味わいになります。
・ クリーミングパウダー
粉末状のクリームで、コーヒーに入れることでマイルドな風味とコクを出してくれます。
・ 牛乳
コーヒーに牛乳と言えば「コーヒー牛乳」というイメージですが、コーヒーよりも牛乳の割合が多い場合にそう言われます。
その量の割合が同じ場合は「カフェオレ」になるのです。
以上などがあげられます。
ちなみに、ベトナムでは甘さが強くなるように、コーヒーにコンデンスミルクという甘い練乳を入れます。
甘めな味わいがお好きな方はぜひ試してみてください。
このように、コーヒーに様々な種類のミルクを入れることで、より一層味わいのバリエーションを楽しむことができるのです。
砂糖がコーヒーの味わいを引き立たせる
コーヒーは、入れる砂糖の種類によって全くの違う味わいを感じることができます。 ここでは、砂糖についてお話していきます。 まず、コーヒーに入れる砂糖の種類としては
・ グラニュー糖
しょ糖だけの結晶で作られたグラニュー糖は高い純度を持ち、同様にさらさらとした細かい粒子で溶けやすくクセのない味なのでそのぶん豆本来の香りや味を堪能できます。
・ 角砂糖
角砂糖は角型の形に圧縮し乾燥した甘味料でグラニュー糖に濃厚糖液を足してよりコーヒーを飲む際に使いやすい形状にしたものです。
水で煮詰められた砂糖で出来たガムシップは、粘度があり甘味がマイルドで液体状をしているので冷たいアイスコーヒーにも馴染みやすく、グラニュー糖や角砂糖とともに喫茶店や家庭でも親しまれている甘味料です。
・ コーヒーシュガー
苦味との相性抜群のコーヒーシュガーは、大小の粒がそれぞれ時間差をかけてゆっくり溶けるのが特徴で、カラメル溶液により茶褐色の色味をもっています。
このように、同じ砂糖でも、種類によって全く違うコーヒーの味わいが楽しめます。
まとめ
ちょっとしたひと手間で、自分好みの美味しいドリップコーヒーを淹れることができます。
もちろん、お店のコーヒーも美味しいですが、自宅で自分だけのプライベートカフェをオープンしてみてはいかがでしょうか?