花形業界に就活するのは、OK?NG?
2015年04月17日20時35分
就活の勘違い、とは?
就職活動を行うにあたり、多くの求職学生が勘違いしている部分があります。
特に目立つのが業種選びについての勘違いです。
勘違いをそのままにしておくと、後々「こんなはずではなかった」となることが多々あります。
思いがけない失敗をしない為にも、正しい知識を身につけるようにましょう。
特に目立つのが業種選びについての勘違いです。
勘違いをそのままにしておくと、後々「こんなはずではなかった」となることが多々あります。
思いがけない失敗をしない為にも、正しい知識を身につけるようにましょう。
業界の花形は煌びやかだけども……
どんな勘違いをしているかといいますと、現在の花形の業種に、あわよくば自分も就職したいと考えがちな点です。花形になっている業種は煌びやかに見えて、順風満帆なように見えます。
でも少し待ってください。
それは、IT業界がメディアをにぎわせているときは、IT関連会社に就職したいと希望するようなものです。
その業界の将来について考えたことはあるでしょうか。
華やかに取り上げられている業界が、確かに今は潤っているにしても、もし入社して20年後、40年後はどうでしょうか。
きっと、多くの業者が参入し、過当競争で魅力のない業界になっている可能性もあるのです。
産業構造の変化も考えよう。
また、産業構造そのものの変化もあります。かつては、石炭産業や紡績産業は、国を代表するかのような花形産業でした。
しかし、現在では、構造的に斜陽化し、業種としての存在感があまりに希薄になってきています。
このように、その時はにぎわっていたものでも、将来歴には存在感がなくなってしまったり廃れてしまう可能性も無きにしも非ずなのです。
そのため、現在の時流を見て判断するのはあまりに短絡的です。
自分の生涯設計の中で就職をとらえ直して、業種の選択を行うのが賢明な判断となります。
自分に合った業種を選ぶために。
自分の将来なりたい理想像や、キャリアプランをよく見直してみましょう。どのような場面で活躍したいのか考えると、スムーズに考えていくことが出来るかもしれません。
ひとつ大きな軸を持って、その軸からぶれないように理想の業種を考えていくことで自分も企業も納得できる、強い理由をもつことが出来ます。
派手だから、収入が良さそうだから、だけでは軸のある理由には勝てません。
将来のためにも、業種からしっかり選ぶことが大切です。