就職に有利になる、就職留年をした理由4選

2015年04月15日20時09分
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就職に有利になる、就職留年をした理由4選

就職留年とは……?

就職留年という言葉をご存知でしょうか。


これは、新卒採用時に目当ての企業に就職することができなかった場合に、
新卒採用枠で応募することができるように卒業を1年遅らせる対応のことを言います。


新卒でしか雇わない企業や、中途採用では実績がない為難易度が上がってしまう業界などを目指す人は一度は考えたことがあるでしょう。
しかし、この就職留年にはメリットもありますが、デメリットもあります。
よく考えてから決めるようにしましょう。


就職留年をする最大のメリットとは。

現在の制度の場合だと、一度卒業してしまうと中途採用枠での転職以外に目当ての企業に行く道が無くなってしまいます。
そのため他の実績のある人達と一緒になって就活をしなければいけません。
つまり、非常に高いハードルを越えなくてはならないということです。


就職留年をすると、そのリスクを回避するメリットがあります。


1年浪人してから就活を行っても卒業さえしなければ新卒と変わらない扱いを受けることになります。
中途採用枠を狙わなくてもよくなるので、ハードルは格段に下がるでしょう。


しかし、デメリットもあることを忘れてはいけません。


就職留年……やっぱりデメリットもあった。

しかし、就職留年という選択肢を取ると卒業が1年遅くなりますのでそれなりの理由を用意しなくてはなりません。
理由のない留年は就職の際のデメリットでしかありません。


また、理由によっては不利になってしまう場合があるので、しっかりと理由を考えてから浪人するか否か決めましょう。


就職留年をした理由を考えてみよう。

一般的な就職留年をする時に使える理由をご紹介します。


  • ● 何かを学ぶための留学
  • ● 長期インターン
  • ● 自分の更なる勉強のため
  • ● 本当の理由と、前向きな理由


1.「何か」を学ぶための留学

理由のひとつとして、今多くなってきているのが留学です。
これに関しては、大学側でも協力的であることが少なくないので、大学からのサポートもしっかり受けることが可能です。


また、留学をすることで得られることは嫌でもたくさんあります。
面接の際にそのことをアピールすれば高評価が得られるでしょう。


語学を学んだことでもいですし、異文化について学んだこと、芸術について学んだこと、人間関係について学んだこと、
学ぶことはたくさんあります。
これらを上手く使ってアピールできるようにしましょう。


2.長期インターン

長期インターンも、就職留年にとても有利です。
社会に出た後のことを、実際に体験できますし、自分のなりたい職業の予習をすることもできます。


また、上手くいけばインターン先にそのまま就職をすることも可能です。
そういった道を選ぶことが出来るのでリスクが少ない方法のひとつです。


3.自分の更なる勉強のため

学びたいことがあり、留年を選ぶという理由もあります。
社会にでてからと、学生では使える時間も大分変わってきます。
学生の間でなければ出来ないこともたくさんあります。


難しい書籍を数百冊読んだり、世界一周で異文化に触れてみたり、バックパッカーに挑戦したり、
いろいろな人と会ってみたり、スポーツをしたり……


挑戦するのも、失敗するのも、若いうちにたくさんしなければどんどん時間も周りの協力も無くなっていきます。
若いときにしか出来ないことをとことんやってみる時間に当てたことをアピールするのもいいでしょう。


ただし、怠け心で留年をしていたようにとられてしまわないように言葉を選びましょう。


4.本当の理由と、前向きな理由

どうしても、やりたいことが見つからなかったりで就活を先延ばしにしたい人もいるでしょう。
様々な理由があり、就職留年を選ぶ人もたくさんいます。


そのような場合は、ヘタに作り話の言い訳をしてしまうよりも本当のことを伝えてみましょう。
嘘よりも真実のほうが人の心に響きます。


そのためにも、自分がなぜ留年したか、原因を突き詰めましょう。
原因と、その解決方法、今の心情をしっかり話せるように考えること。


留年した理由だけ話していてはいけないので、今の心情・目標を前向きに話せるように
自己分析をしっかりして挑みましょう。


就職留年は、時間の使い方に気をつけなくてはいけない

就職留年をするにときは、留年の理由を考える以上に、時間の使い方を考えていかなければいけません。
学業の他に、プラスで何か将来のためになることをやる時間や、自己分析、様々あります。


計画的に就職の準備を練り直す必要もあるので油断はしていられません。
何度も失敗していくと、かえって不利になる可能性もあるので余裕をもって確実に取り組むようにしましょう。


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