水彩画初心者の絵の具の使い方や塗り方のコツ、技法をご紹介!
2016年08月10日16時48分
水彩画の腕前がワンランクアップするコツとは
大人になって趣味として水彩画を嗜む方も多いでしょう。
ですが、自分には画力はないと思って水彩画を諦めている方でも腕前がワンランクアップするコツがあるのをご存知ですか?
今回はそのコツを紹介していきたいと思います。
まずは水彩画にはなくてはならない絵の具の色使いです。
というのも、色の使い方を工夫すると、さまざまな色を作ることができ、水彩画を描くことが楽しくなります。
例えば、白と他の色を混ぜると、やさしい色合いになります。
また、濃い色を使って明暗をはっきりとさせたい場合は単純に黒色を混ぜるだけでなく複数の色を混ぜることで味わい深い絵が描けます。
因みに色を塗る順番は薄い色から濃い色へと塗っていくようにしましょう。
自然豊かな絵を描くときの草花の書き方
花を引き立てる為にも葉の描き方が重要な要素になっていきます。
葉が重なり合っている場合は濃淡をつけていきながら塗っていきます。
葉はすべてが緑ではありません。
葉脈の部分、また光の当たり具合で色が変わりますので、その微妙な色の違いの変化も筆や絵具で表すのが大切です。
花を描く際は、花の細かい点にあまりとらわれすぎることなく、全体の勢いを生かすようにして描くとよいでしょう。 特に花の形をできるだけ簡単にとらえ、花のパーツ一つ一つをひと筆で表現するようにして重ねていきます。
筆のしなやかさを生かすよう、できるだけシンプルに描くようにします。
筆の種類によって塗り方も変えよう
主に丸筆は絵の具をたくさん含むことが出来ますので、おおらかな線を一気に描くような筆使いで使われることが多いです。
また細い筆を使って、細部を描くのにもつかわれます。
一旦平筆で描いたラインを水を含ませた丸筆でなぞってぼかしたり、広く塗った表面に違う色を重ねたり、筆使いを工夫することで無数の表現が可能になります。
また、筆で直接描くだけでなく、高いところから絵具を落としたり、息を吹きかけて絵の具を散らしたりすることもできます。
いずれにしても基本となる筆は実にたくさんの種類が用意されていますので、自分にあったぴったりの一本を見つけるのも楽しみの一つです。
まだまだたくさんの水彩画のコツはありますが、自分なりに工夫を凝らして自分だけの水彩画を描くのが絵の魅力でしょう。