米軍の装備について詳しく知りたい
2015年02月24日18時21分
今回は米軍の迷彩服についてご紹介します。
米軍の装備は種類がたくさんあるのですが、よく聞く名前の装備だったり普通の服にも使用されていたりするのでポイントを掴めばすんなり覚えられます。
米軍は日本の自衛隊にいくつか軍種があるのと同じく、アメリカ国防総省直下に4つの軍隊が置かれています。
4つの軍種とそこに所属する有名な部隊をまとめました。
合衆国陸軍(United States Army/アーミー) : グリーンベレー/デルタ
合衆国海兵隊(United States Marine Corps/マリーン) : MARSOC
合衆国海軍(United States Navy/ネイビー) : SEALs
合衆国空軍(United States Air Force/エアフォース) : CCT
軍隊とは違いますが、アメリカ警察の特殊部隊「SWAT」も人気が高いですね。
今回はご紹介できませんが興味のある方はSWATについても調べてみるとますます楽しくなるとおもいます。
それでは、まず最初は現役で使用されている迷彩服について解説していきましょう。
2)UCP(Universal Camouflage Pattern)
2)DESERT MARPAT
そんなSEALsの着用する迷彩服は海軍のものとは少し違うものとなります。
1)AOR1
2)AOR2
AORシリーズはSOCOM(アメリカ特殊作戦軍)でも使われることがあります。
グリーンベレーやレンジャーも着用することもあります。
迷彩服のほとんどがドット絵のように四角の集合体でしたが、なぜこのようにドットにするのかご存知ですか?
このようなドットで出来た迷彩服はデジタル迷彩と呼ばれます。
コンピューターを使用して、いくつもの風景の色彩パターンを解析し、その平均に合致するパターンをデジタル合成してデザインしたものです。
平均化することによって、様々な風景や角度に対応することができます。
従来の迷彩は、戦場の経験則で似ている風景を描いてきましたが、人の手によるものなので完璧ではないものでした。
コンピューターを使うことによって人の手では観測できないようなところまで手がでたのです。
また、丸い迷彩柄への信頼感と実績により、丸と四角の両方を採用したパターンもあります。
四角のほうが丸よりも迷彩効果が高いはずと考えられていますが、どちらのほうが優れているのかはまだ思索段階です。
あなたのお気に入りの迷彩服はありましたか?
次回以降、また別の国の迷彩服についてもまとめて紹介したいと思います!
米軍の装備は種類がたくさんあるのですが、よく聞く名前の装備だったり普通の服にも使用されていたりするのでポイントを掴めばすんなり覚えられます。
米軍は日本の自衛隊にいくつか軍種があるのと同じく、アメリカ国防総省直下に4つの軍隊が置かれています。
4つの軍種とそこに所属する有名な部隊をまとめました。
合衆国陸軍(United States Army/アーミー) : グリーンベレー/デルタ
合衆国海兵隊(United States Marine Corps/マリーン) : MARSOC
合衆国海軍(United States Navy/ネイビー) : SEALs
合衆国空軍(United States Air Force/エアフォース) : CCT
軍隊とは違いますが、アメリカ警察の特殊部隊「SWAT」も人気が高いですね。
今回はご紹介できませんが興味のある方はSWATについても調べてみるとますます楽しくなるとおもいます。
それでは、まず最初は現役で使用されている迷彩服について解説していきましょう。
陸軍のACU(Army Combat Uniform)
1)OCP(Operation Enduring Freedom Camouflage Pattern)別名:マルチカム
サバゲーのフィールドでもよく目にする迷彩柄ですね。
カーキ系の色をベースに、ピンクもはいっているので女性にも愛用者が多いです。
サバゲーのフィールドでもよく目にする迷彩柄ですね。
カーキ系の色をベースに、ピンクもはいっているので女性にも愛用者が多いです。
2)UCP(Universal Camouflage Pattern)
印象に残りにくい配色の迷彩柄です。
ユニバーサルカモとも呼ばれていますね。
市街地や自然の中など、様々な環境で目立たないパターンのはずでしたが……。
迷彩効果が薄いので兵士からの評判はよくありませんでした。
しかし、灰色をベースとしているので市街地フィールドや室内フィールドで大活躍してくれます。
ユニバーサルカモとも呼ばれていますね。
市街地や自然の中など、様々な環境で目立たないパターンのはずでしたが……。
迷彩効果が薄いので兵士からの評判はよくありませんでした。
しかし、灰色をベースとしているので市街地フィールドや室内フィールドで大活躍してくれます。
海兵隊のMARPAT(MarinePattrn)
1)GREEN MARPAT昔つかわれていたウッドランド迷彩(よく普通のファッションにも取り入れられるあの柄ですね)をデジタルパターン化したものといわれています。
デジタルパターン化については後ほど詳しく解説します。
この迷彩服は主に草木の多い地帯で使用されます。
デジタルパターン化については後ほど詳しく解説します。
この迷彩服は主に草木の多い地帯で使用されます。
2)DESERT MARPAT
砂漠地帯での使用に特化したパターンです。
ベージュをベースとしたカラーなのでサバゲーにおいても、砂漠フィールドで使うと迷彩効果が高いです。
市街地フィールドや屋内でも緑をベースにした迷彩よりも迷彩効果が高いので汎用性の高い迷彩服ともいえるでしょう。
ベージュをベースとしたカラーなのでサバゲーにおいても、砂漠フィールドで使うと迷彩効果が高いです。
市街地フィールドや屋内でも緑をベースにした迷彩よりも迷彩効果が高いので汎用性の高い迷彩服ともいえるでしょう。
海軍のNWU(Navy Working Uniform)
緑をベースとした迷彩服が続いた中で、すこし珍しい? 青系の迷彩服です。
この青は、海軍の遺産と会場輸送業務へ関わるということを表しています。
戦闘服というよりは作業服に近いものです。
ACEと呼ばれる、「アンカー」「憲法」「イーグル(鷲)」をモチーフとした海軍の記章が左胸ポケットにつけられます。
この青は、海軍の遺産と会場輸送業務へ関わるということを表しています。
戦闘服というよりは作業服に近いものです。
ACEと呼ばれる、「アンカー」「憲法」「イーグル(鷲)」をモチーフとした海軍の記章が左胸ポケットにつけられます。
海軍(SEALs)の迷彩服
SEALsとは、「SEa(海)」「Air(空)」「Land(陸)」に複数形の"s"がついた名前の通り、どのような場所でも戦う特殊部隊です。そんなSEALsの着用する迷彩服は海軍のものとは少し違うものとなります。
1)AOR1
DESERT MARPATによく似た、砂漠に特化した迷彩服です。
2)AOR2
GREEN MARPATによく似ていますが、MARPATのベースカラーがベージュ系なのに比べAOR2は薄緑をベースにしています。
スクエアの配置も少し違うのでよく確認しなければ間違う可能性も。
春キャベツとも呼ばれています。
スクエアの配置も少し違うのでよく確認しなければ間違う可能性も。
春キャベツとも呼ばれています。
AORシリーズはSOCOM(アメリカ特殊作戦軍)でも使われることがあります。
グリーンベレーやレンジャーも着用することもあります。
空軍のABU(Airman Battle Uniformの)
ファンも多い迷彩柄、タイガーストライプ迷彩を彷彿とさせる迷彩柄です。
グレーをベースとした配色の迷彩服なので滑走路などでの迷彩効果が期待できます。
市街地や屋内フィールドでも活躍できそうな配色です。
空軍所属のCCT(CombatController)やPJ(ParaJamper)が着用することもあるようです。
グレーをベースとした配色の迷彩服なので滑走路などでの迷彩効果が期待できます。
市街地や屋内フィールドでも活躍できそうな配色です。
空軍所属のCCT(CombatController)やPJ(ParaJamper)が着用することもあるようです。
疑問:迷彩服の模様がドット絵みたいなのは何故でしょうか。
以上が現在、米軍で使用されている迷彩服の解説です。迷彩服のほとんどがドット絵のように四角の集合体でしたが、なぜこのようにドットにするのかご存知ですか?
このようなドットで出来た迷彩服はデジタル迷彩と呼ばれます。
コンピューターを使用して、いくつもの風景の色彩パターンを解析し、その平均に合致するパターンをデジタル合成してデザインしたものです。
平均化することによって、様々な風景や角度に対応することができます。
従来の迷彩は、戦場の経験則で似ている風景を描いてきましたが、人の手によるものなので完璧ではないものでした。
コンピューターを使うことによって人の手では観測できないようなところまで手がでたのです。
また、丸い迷彩柄への信頼感と実績により、丸と四角の両方を採用したパターンもあります。
四角のほうが丸よりも迷彩効果が高いはずと考えられていますが、どちらのほうが優れているのかはまだ思索段階です。
好きな迷彩柄はありましたか?
以上、今回は米軍の迷彩服についてのまとめでした。あなたのお気に入りの迷彩服はありましたか?
次回以降、また別の国の迷彩服についてもまとめて紹介したいと思います!