F1初心者はフェラーリの名車のF1マシンで歴史を振り返ろう!

2016年08月16日12時34分
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F1初心者はフェラーリの名車のF1マシンで歴史を振り返ろう!

マシンを知ればF1のすべてが分かる!


F1とは世界最速を決める戦いです。

スピードに魅せられた男たちが時速数百キロの速さのマシンに乗り込み、優勝という称号を目指し戦います。

そんなF1を語るに外せないのがフェラーリです。

高級車というイメージの強いフェラーリですがF1にも参戦しています。

もし、F1初心者の方でもフェラーリを知ればF1の歴史が見えてきます。

「フェラーリ、641/2」


マシンを知ればF1のすべてが分かる!
まずは、「フェラーリ、641/2」です。

このマシンは長くて重いエンジンを搭載しているのですが、優れたハンドリング性能によってマシンを制御し、ワールドチャンピオンまであと一歩という所まで迫る勢いがありました。

マシンを知ればF1のすべてが分かる!
このマシンはデザイン性が大変優れており、早いうえに美しいとして絶賛されたマシンでもあります。

またこのマシンは、当時ライバル関係に合った実力者ドライバー達が死闘を繰り広げたドラマを持っています。



日本で開催されたグランプリレースによってワールドチャンピオンが決定した1戦は、今でもF1史上の歴史に残るものになっています。


低迷期のフェラーリを救った「F1-2000」


低迷期のフェラーリを救った「F1-2000」
このマシンは、低迷を続けていたフェラーリに再び黄金時代をもたらしたマシンです。

それまでのV型10気筒3,000ccのエンジンを継承しながらも、バンク角を80度から90度に広げることで安定性を増すことに成功しました。



特にコーナリング時の重心の乱れを高いレベルで抑えることで、ボディを軽量化しウィングを小型化したにも関わらず抜群のコーナリング性能を獲得し、コーナリングでのオーバーテイクなどの能力が格段に高まったマシンです。

低迷期のフェラーリを救った「F1-2000」
モデル名にもあるように2000年、ミハエル・シューマッハとルーベンス・バリチェロがそのシートに座り、フェラーリにとっては実に21年ぶりにダブルタイトルを獲得したマシンです。

この性能により、世紀のオーバーテイクと言われたベルギーGPのミハエル・シューマッハVSミカ・ハッキネンの戦いが生まれたといっても過言ではないでしょう。



ミハエル・シューマッハがアイルトン・セナの優勝記録を抜き、赤い皇帝としての黄金時代が始まったのもこのマシンがきっかけです。

前人未到の記録を叩き出した「F2004」


前人未到の記録を叩き出した「F2004」
当時の実践車両の中では非常に安定且つ高い性能を誇り、ドライバーであったミハエル・シューマッハはF2004で参戦した2004年にシーズン13勝を挙げ、これは未到の記録となっています。

その性能の高さへの評価は揺るぎ無かった事もあり、走行テストにおいては2006年頃までは後継車種よりも頻繁に使われるものとなっていました。


F1マシンにはフェラーリ以外にもたくさんの名車といわれているものがあります。

TV放送もされているのでまずは「このマシンかっこいい!」とそこから興味を持っていただければ幸いです。