トヨペット・コロナ|「プレミオ」に受け継がれるトヨタの技術

2016年04月26日16時04分
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トヨペット・コロナ|「プレミオ」に受け継がれるトヨタの技術

「コロナ」とは


1950年代の国産名車といえば、トヨタのトヨペットコロナ(後の「トヨタ・コロナ」)です。

トヨタ車として初めて日本国外でも生産された車種でもあります。

当時、「小型タクシー市場を押さえる」という目的のもと、当時強い力を持っていたタクシー業界からの強い要請で開発された車で、その後、マイカー代表車種として日本中に広く親しまれた車であります。

また、1960年代から1970年代、日産の「ダットサン・ブルーバード」とトヨタの「トヨペット・コロナ」は競合車種でした。

その。ブルーバードとコロナが繰り広げた 熾烈な販売合戦が「BC戦争」と呼ばれるものでした。

「コロナ」歴史


1957年(昭和32年7月)に発売された初代トヨペットコロナは、その丸みを帯びた車体の形状から「ダルマコロナ」の愛称で親しまれていました。

当時、自動車の開発設計に関して強い発言力を持っていたタクシー業界からの強い要請で急いで開発が行われていました。

そのため、既存の技術が寄せ集められた自動車となっており性能的には特に優れているといったものではありませんでした。


本格的な商品として企画されていたのは 2代目のT20系からで、初代は時間かせぎのような、つなぎの企画でした。

ただ、画期的だったのはトヨタが1950年代前半から研究開発を続けてきたモノコック構造をトヨタの自動車として初採用した点です。

このため1000キログラムを下回る車両重量となりました。

燃料消費の少ない33馬力エンジンを搭載、前輪独立懸架により快適な乗り心地を実現しており、容易な運転操作など優れた使いやすい小型乗用車でした。

1958年にマイナーチェンジを行っており、車体側面のモールの追加、エンブレム、ドアハンドルのデザインが変更されました。

再び1959年にはエンジンをより強力な45馬力のものに変更し、時速100キロメートルを超える最高時速になりました。

同時に後席寸法も拡大され乗車定員が4名から5名に増やされています。

1957年(昭和32年7月)に発売された初代~1996年(平成8年)に発売開始されるまで、今までで11代のコロナが発売されています。

7代目はフルモデルチェンジし、角ばったスタイルへと変貌。

スタイリッシュなイメージを強調しました。

CM出演者はロジャー・ムーアです。

「コロナ」の種類


1996年(平成8年)に発売された11代目「コロナプレミオ」を最後に、トヨタ・コロナは歴史に幕を閉じました。

2001年(平成8年)に後継の「プレミオ」が登場しました。

ここでは「トヨタ・コロナ」の意思を受け継ぐ、今発売されている「プレミオ」を少し紹介します。

土を耕して、畝(うね)を作る

「プレミオ 1.5F"EXパッケージ"2WD」

狭い路地でのすれ違いや縦列駐車もラクラクです。

今回のモデルではローダウンスプリングや17インチアルミホイールがディーラーオプションで用意されています。




また、全車にスマートエントリー&スタートシステムを全車標準装備されたほか、オプションメニューには「G-BOOK mX」対応のHDDナビゲーションシステムも設定されています。


まとめ


いかがでしたか?

昔から日本人に親しまれた国産名車「コロナ」の事知って頂けたでしょうか?

現在のプレミオになるまで、前身の「コロナ」は色んな進化してきました。

色々な試行錯誤を重ねて、現在のプレミオがあるのです。

そして、これからも「プレミオ」はどんどん進化していく事でしょう。